銀歯か、セラミックか?
「銀歯は保険でできる、セラミックは綺麗だけど保険がきかない」
「見えるところはセラミックにして、奥歯は銀歯でいいかな」
これが多くの患者様が思っていることだと思います。
それはそうと、では実際のところ違いは何なのか、少し知ってもらえればと思います💛
まず型取りをする段階で、セラミックを作る際に型取りする材料は、保険で銀歯を作る際に使うものよりも精密性に優れた良いものを使います。それから歯に接着する際に使用するセメントの質も違います。
歯にぴったりの精密性の高い被せ物をするということは、被せ物の中で起こる二次的な虫歯を予防することにおいてとても大切です✨
単刀直入にいってしまうと、銀歯のメリットというのは“安い”それだけです❕❕
よく、一番強い材料はどれですか?と質問をいただくのですが、それは銀歯なのですが
その強さがまた落とし穴で、銀歯の強さというのはメリットというより、むしろデメリットです☹
銀歯が割れないかわりに中で知らぬ間に自分の歯が割れていた…これはよく起こるトラブルです。
自分の歯の根っこを割ってしまった場合、抜かざるを得ないことが多いです。
皆様が長く持たせたいのは銀歯ではなく、大切な“自分の歯”ですよね。
また銀歯が身体にアレルギーやリウマチ、アトピーを引き起こしたり、まわりの歯ぐきが黒くなったり、汚れが集まりやすくなったりといったこともあります。
そういった心配がないのがセラミックであり、歯科医師がセラミックをおすすめする理由は単に見た目の美しさだけが理由ではなく、将来起こりうる大きなトラブルを出来るだけ今から予防しておきましょうという意味をもっています。
ただ、保険の適応範囲やルールは年々変わってきていますので、以前は保険でできなかったことができたり、銀歯とセラミック以外にも材料はあります。
噛み合わせ等の理由によりセラミックをおすすめしないケースもあります。
この知識をもとによく先生と相談し、歯の将来を考えた被せ物・詰め物を選択していただければと思います💛
当院では定期健診でしっかりチェックアップをしている患者様にはセラミック治療に対して5年間の保証がつきます✨
その他気になることがあればお気軽に質問してくださいね。
2019年11月21日 (木)
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